赤い月の空
久しぶりの更新となりました。
先週は皆既月食と天王星食がありましたね。
442年ぶりの出来事が、自分が今ここに在る瞬間と重なること、そしてこの瞬間を目にすることができるなんて、本当に幸運なことだと思っています。
こんな素晴らしい瞬間をどうしても見てみたくて、その日は外に出て夜空を見上げて、心行くまで月の満ち欠けを眺めていました。
幻想的な赤銅色に染まる月は、いつもより何かパワフルな力強さとどっしりした安定感のような、いつもとは違ったエネルギーを感じる気がして、ちょっとドキドキした気持ちになって。
この月食を見ていても見ていなくても、月を意識していてもしていなくても、私たちは日々、月の影響を受けている存在。
こういう特別な日、私たちはどんな影響を受け取っているんだろう、目に見える形のものはあるのかな、とか、考えてみたり。
ただ、ゆっくりと表情を変えていく月の動きを見ていると、 “変化”、そして”生まれ変わる”という言葉が思い浮かんできました。
生まれ変わる
この1か月、確かに私にとっても“変化”、“生まれ変わり”を感じた時期だったように思います。
1つの出来事に対しても、昨日までと今日とは違った捉え方をしていたり。
この前まで気になっていたことが、気づけば今は気にならなくなっていたり。
同じものを見ても、ちょっと前までと今では、感じ方が全然違ったり。
そうして瞬間瞬間、みんな変化しているんですよね。もちろん、中には変わらないものもあるけれど。
でも、例え変化することがあっても、それを恐れることなく素直に受け容れ、常に楽しみ、その中で新たな幸せをどんどんと見つけていきたいなと思っています。
赤い月が夜空に浮かぶ日、そこにはたくさんの星たちも見えました。
月が見えなくなる時には、更に星たちがキラキラ輝いて見えたのも、またとても素敵でした。
寒くなってきた日の夜空は、星がより一層キレイに見えますね。
広い大地の上で寝転がって、一晩中満点の星空を見上げて過ごすのが、今の私の夢の一つです。
今日は、夜の空のお話でした。