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☆the daily life of the world I see☆
Lalebeni Diary : 日常

湯原温泉でのモーニングギフト

旭川の川霧

静けさの残る朝。
その場所でしか見れない朝の光景とその町らしい空気を感じるぶらり散歩は、旅先の楽しみのひとつ。

岡山県の湯原温泉街沿いを流れる旭川では、夏の川霧を見ることができました。

私が育った場所も霧の町で、寒くなると外は霧で真っ白なんてこともよくありましたが、こんな夏の日にも見れる霧の光景があることを初めて知りました。

朝の柔らかい光が差し込む谷川に、立ち込める霧。
時間とともに少しずつ、向こう側の景色がはっきりとみえるようになってくる様子を、のんびり眺めるのもまた贅沢な時間。

向こう岸をぼんやり眺めていると、何やらそこだけ光って見える気がして、よーく見てみると、白い鳥が朝日を浴びているよう。

こんな現れ方、神様みたいやん。笑。
神様を見たことないけれど、そんな風に思ってしまいました。

キレイな鳥さん。そしてなんかとても、愛しい。
朝日って気持ちいいよね。わかる、浴びたくなるよね。

朝から素敵な鳥さんに出逢えて、幸せな気持ちになりました。

こういう素敵な光景こそ、”Morning Gift“っていうかんじがする。

町の人に聞く

この旭川の川底からは温泉が湧いているそうで。


その温泉でてきた『砂湯』という天然の露天風呂があります。
川から靄がかかっているのを目にしたとき、温泉の水が川に流れてるのかな?川の水が温かいのか?っと思いました。

ちょうど近くにおられた町の人に聞いてみると、
湧き出る温泉は温かいけれど、川の水の温度はすごく低い。この川の低い水温と気温の差で霧になる」とのこと。

なるほど、確かに川にかかる橋の上に行くと、そこだけ驚くほどひんやりしていて、とっても気持ちがいいのです。

温泉につかったり、川沿いや温泉街をぶらりと散歩したり、朝の散歩も神秘的な一面をみせてくれる、心に残るとっても素敵な場所でした。